昨日は、長男の高校の卒業式がありました。
前日までの春のような陽気が一転し、朝から降った冷たい雨が雪に変わるという悪天候に見舞われましたが、体育館の窓から見える雪景色は、後になって良い思い出として心に残ることでしょう。
最後の挨拶の中で先生が、「小・中学校の卒業式とは違い高校の卒業式では、保護者の方々は子供が離れていくということをより実感しているのではないかと思います。」とおっしゃいました。
その言葉を聞き、保護者の中には大きく頷く姿や、涙を流す姿が多く見られました。もちろん私も、その瞬間に涙を流した一人です。
卒業後、大学進学のため長男は家を出ることになります。引っ越しの準備や入学手続きなど、慌ただしい日々が続く中で、なんとなく物寂しさを感じています。
今更ながら、母親とはこんな気持ちになるものだと、複雑な思いを抱きながら過ごす毎日です。
卒業式が終わり子育ても一区切りがつきました。親としてサポートする場面が今後もあるかもしれませんが、長男の新たな人生の始まりを陰ながら見守ろうと思います。