皆様ごきげんよう、ジムカタです。一月も早や三週間を過ぎ、新年モードも落ち着いた感がありますね。大人になればなるほど、時間の流れの早さに付いていくのもなかなかに大変になってくるのですが、何か良い対策はないものでしょうか。
さて先日、新年早々に宇都宮市文化会館での『新春市民寄席 柳亭小痴楽・蝶花楼桃花・三遊亭わん丈 三人会』へ行ってまいりました。この催し、昨年の当事務所主催『企業向けセミナー』にて同会館を訪れた際、掲示物を見て気になっておりました。と言いますのも私、若手落語家のトップランナーと評判の柳亭小痴楽さん出演ラジオ番組を時折聴いては大笑いしているため、ぜひ高座も聴いてみたいと思っていたのです。
若手真打三人会、とても楽しみに出かけました。
まずは前座の方が場を和ませます。この時点でとても面白かったのですが、続く蝶花楼桃花さんは真打三年目。やはり前座の方とは段違いの力を見せてくれます。そしてトリの柳亭小痴楽さん、もう何とも味のある安定の話芸。ついに生の高座が聴けた、流石だなあ、と惚れ惚れしておりました。
しかし今回の会で私が最も引き込まれ、笑いが止まらなかったのは、昨年真打昇進を果たした三遊亭わん丈さんだったのです。とにかく勢いが凄い!枕も含めた話が全て面白かったのは他のお二人も同様ですが、16人抜きの抜擢真打(先に入門した落語家を抜かして真打になる)を果たしたわん丈さんの、まさに人生の波に乗っている人間が放つ輝きが、周囲に振り撒かれているかのよう。私もわん丈さんの輝きのおこぼれを頂き、かつ十分に笑えたことで、元気を充電した次第。
学生の頃から江戸文化には多少の関心がありましたが、落語には全くと言っていいほど興味がなかった私。年を重ね、新たに興味が湧いてくることもあるのですね。今年は浅草などの寄席にも足を運んでみたいもの。その際はまたこのブログにて、報告を書き綴ることといたしましょう。