10月に入り、朝夕の涼しさが増してきました。今年も残り3か月となり、時間の流れの速さを実感します。
鹿沼市樅山町にある生子(いきこ)神社では、毎年9月19日以降の日曜日に、国選択無形民俗文化財「生子神社の泣き相撲」が開かれます。この行事は、子供の健やかな成長を祈願して開催されており、赤ちゃんが土俵の上で泣くことで、健康と幸運を願う伝統的な儀式です。私自身も遠い昔に母に連れられて参加しており(幼すぎて記憶はないのですが、力士に抱えられた写真が残っています)、我が家の息子2人も赤ちゃんの頃に参加していました。
今年は9月22日に開催され、友人家族が参加しました。友人のお子様が泣いている姿を見て、我が子の幼い頃の思い出が蘇り、気持ちが和みました。
さて、鹿沼ではまだまだお祭りが続きます。10月12日と13日の2日間、ユネスコ無形文化遺産に登録されている秋祭りが開催されます。この秋祭りは、豪華な彫刻屋台やお囃子の競演が見どころで、毎年多くの観光客が訪れ、友人家族も我が家に宿泊しつつ、お祭りに参加する予定です。一時ではありますが、幼い子供の無邪気な姿を見守りながら、楽しい時間を過ごすことができそうです。
鹿沼市内の各所に提灯も灯り、徐々にお祭りが始まる実感がわいてきました。
皆様もぜひ、鹿沼の秋祭りに足を運んでみてはいかがでしょうか。
賑やかな雰囲気と伝統的な行事を楽しみながら、素敵な秋のひとときをお過ごしください。