昨日の大雪による影響でお疲れの皆様、本当にお疲れ様です。ジムカタです。
生まれも育ちも宇都宮の私ですが、子供の頃に雪が降ると、その非日常な景色にただただ心が弾み、雪だるまを作ったり雪合戦をしたりしてクタクタになるまで遊んだものです。そんな無邪気な時代が懐かしい・・雪景色の美しさに見とれる感性を忘れた訳ではありませんが、日々の暮らしに身を置いている大人としては、交通や雪かきの心配が先に立ち、なかなか意識が別世界に行くことを許してくれません。
そんなことを思う私、先月久しぶりに大画面で映画を観る機会がありました。場所は鹿沼市民文化センター大ホール。内容は午前10時から午後8時過ぎまで途中休憩を入れながら、全部で4本の黒澤明監督作品を上映するというもの(ちなみに全て1950年代から1960年代の白黒作品)。なんと前売り券は500円、しかも途中入退場自由。まるで昔の映画館のようです。これは国立映画アーカイブ主催の優秀映画鑑賞推進事業とのことですが、古い映画好きの私にはとても嬉しい内容で、連携して上映に至った鹿沼市には大変感謝しています。
大画面・大音量で観る映画は、一瞬で心を別世界へ連れて行ってくれますね。実際は上記のとおり長い上映時間でしたが、あっという間に感じられました。印象に残っていることは、言うまでもありませんがスター俳優三船敏郎のカッコ良さと、のちに水戸黄門(役)として名を馳せる東野英治郎など名優の味のある演技。また色々な作品を観たくなりました。