彼岸も明け朝晩も涼しくなり、秋の気配を感じるようになりました。
アフターコロナと呼ばれる今年(2023年)、全国各地で様々なイベントが再開されており、私が住んでいる鹿沼市でも秋祭りの準備が進んでいます。
9月の第2土曜日には、4年ぶりに鹿沼秋祭り行事の一つである「ぶっつけ(仮屋台奉納行事)」が行われました。
この行事は、10月に開催される今宮神社例大祭に屋台を出す意思として、各町が荷車やリヤカーなどを利用して作られた仮屋台で繰り込みます。今宮神社拝殿では各町に宮司から番号札が手渡され、本祭りの繰込み順が正式に決定されるという全国的にみても珍しい行事のようです。
本年の本祭りは10月7,8日に5年ぶりに開催されます(前回は台風の影響により直前で中止となりました)。
各町が持つ彫刻屋台に囃子方が乗込み、お囃子の太鼓や笛の音色と共に旧市街を曳きまわし、今宮神社へ繰り込みます(今年は26台の彫刻屋台が繰込み予定)。
神社からの繰り出し後は、交差点で数台の屋台が向かい合うぶっつけと呼ばれるお囃子の競演や、動く陽明門と呼ばれる彫刻屋台の練り歩く姿等、見どころ満載です。
2003年には国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年には「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
さて、今回は私が関係している歴史ある屋台の画像を掲載したいと思います。
画像は古いですが、2016年に撮ったものです。
今年の祭りも楽しみです。