事務局ブログ/季節を感じながら暮らす

ごきげんよう、ジムカタです。9月も半ばになると言うのにまだまだ暑いですね。特に今年は暑い夏だったようです。

とは言えここ最近は朝晩に涼しい風が吹いたり、虫の音が聴こえたり。もともと夏の暑さが苦手な私の心にも、「秋が近づいているのね~」などと思う余裕がほんの少し戻ってきました。

そんなつい先日、宇都宮城址公園内茶室での茶会に参加してきました。床飾りやお道具それぞれから初秋の趣を感じることが出来ましたが、中でも私の心に残ったものは、菊の花をかたどった練り切り菓子。味もさることながら、「重陽の節句が近かったもので、『着せ綿(きせわた)』という名のお菓子にしました」という席主の先生の教養と、客に楽しんでほしいという心配りが素敵でした(「重陽の節句」や「着せ綿」など、ご興味ある方は是非調べてみて下さい)。

茶席のようにはいかないまでも、季節感のあるものを生活に取り入れて、残暑のやりきれなさを流す術といたしましょうか。「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言われていますから、あと10日ほど。皆様どうぞご自愛ください。

 


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