梅雨の雨が続く毎日。
一昨日の夜に、16年間一緒に過ごした愛犬が亡くなりました。
数週間前から具合が悪くなり、覚悟はしていたつもりでしたが、涙が止まりませんでした。
愛犬の病気が分かった時に、今後のことを家族で話し合いました。
子供たちの意見は、家で看取りたいとのことでした。
「具合が悪くて辛そうなときは病院で診てもらってね。でも、必ず家に連れて帰ってきてね。」と言われた言葉が忘れられません。
昨年、私の父の病気が見つかり、突然の入院からわずか3週間で亡くなってしまいました。コロナ禍で子供たちは一度もお見舞いに行けず、会うことができませんでした。
ほぼ毎日のように会っていた祖父に突然会えなくなって、亡くなったという実感が湧かず、なかなか受け入れることができなかったと言っていました。
子供達は辛い気持ちを抱えながら我慢していたのかもしれません。
愛犬が亡くなったのは、父の一周忌法要の次の日でした。
私たちに迷惑をかけないように頑張ってくれたのかな…と思うと、胸が締め付けられる思いがしますが、家族みんなで最期を迎えられたことに感謝しています。
今まで普通にできたことができなくなってしまった今、どんな小さな出来事も、家族と一緒に過ごせる時間も、とても大切なことなんだと気付かされました。
悲しいけれど現実を受け入れて、これからの日常を大切に過ごしていきたいと思っています。