先週は、地下鉄サリン事件から30年ということで、テレビなどからオウム真理教の名前が聞こえてきました。
私は当時小学生ということもあり、事件当時のニュースなどはほとんど覚えていません。
とはいえ、その後もしばらくの間、隣市に「オウム真理教(アレフ)絶対阻止」と書かれた看板が建っていたので、ピリピリした雰囲気が記憶に残っています。
当時、オウム真理教の信者が大田原市内に移り住み、周辺住民から反対運動が起きたと聞いています。
今思うと、あれだけ大きな事件を起こした団体ですが、どこまで活動を制限できるかというのもなかなか難しい問題のように感じます。
坂本弁護士一家殺害事件や、滝本太郎弁護士襲撃事件も、オウム真理教による事件の一部です。オウム真理教からの脱会支援をしていた弁護士が襲われました。
幸い、私は業務において生命の危険にさらされたことはありません。オウム真理教ほど危険な団体と直接関わったこともないかと思います。
ですが、弁護士の先人として、こういった事件に関与し、依頼者のために戦った方がいるということは、肝に銘じておきたいものです。