私の地元の大田原市には、栃木県唯一の水族館である、なかがわ水遊園があります。
最後に見に行ったのは中学生のころですが、この夏帰省した際に、久々に脚を運んでみました。
施設のコンセプトは、川魚がメインの水族館で、順路の前半には名前のとおり那珂川水系の魚や小動物が展示されています。
今回気になったのは順路後半の南米アマゾンを再現したエリアです。開館当初からピラルクーが見られる水族館を売りにしていたのですが、最近はイグアナやオウムなど水上の生き物も増えていると聞いて脚を運んでみました。
久しぶりに見ると、那珂川水系の魚の展示も、上流から下流に向けてわかりやすく整理されていて、とても興味深く見られました。イモリやカエルなどの水生動物にとどまらず、カヤネズミなど河岸の陸生動物も展示しているのは、川に特化した水族館らしいところです。
アマゾンの水槽では、珍しい淡水のエイやナマズなどの大きな魚が見所でしたが、面白かったのはナマケモノ。
木の上にいないのでどこにいるのかと思いきや、根元と壁の間に挟まって丸まっていました。
ナマケモノといえば木の枝からぶら下がっているイメージでしたが、外敵がいなければこんな過ごし方をすることもあるのは面白い発見です。
子供向けの施設のイメージがありましたが、なかなかどうして、炎天下を歩いたかいのある、楽しい時間でした。