相続財産清算人選任の目的
相続放棄をした場合でも、不動産などの財産が残っている場合、管理の義務があります。
そこで、相続財産を処理する「相続財産清算人」を選んでくれるよう、裁判所に申立をして、相続財産清算人に引き継ぎをする必要があります。
また、相続人全員が相続放棄をした場合に、債権者が、相続財産を差し押えたりするために、相続財産清算人の選任を申立てることもあります。
必要な手続など
家庭裁判所に申立を行います。
弁護士の仕事
- 申立書等の作成
- 必要な調査、書類収集
などについて対応いたします。
弁護士費用等
22万円~33万円程度
この他、相続財産清算人の費用を裁判所に支払う必要があります。財産の内容により金額は変動しますが、50万円程度を指定されることが一般的です。