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夏季休暇のお知らせ

当事務所は下記期間中、夏季休暇とさせていただきます。

夏季休暇中に頂いたメールや留守番電話のメッセージ等につきましては、8/19(月)以降順次ご返信いたしますので宜しくお願いいたします。

【弁護士法人高木光春法律事務所 令和6年度夏季休暇】

令和6年8月13日(火)~令和6年8月16日(金)

※通常通り土日祝日もお休みとなりますので、8/10(土)~8/18(日)までの9日間、事務所閉所とさせていただきます。

 

事務局ブログ/隅田川水上バスに乗って

暑い日が続きますが、皆様体調を崩したりしていないでしょうか。

夜になっても気温が下がらず、寝苦しさで寝不足の方も多いと思います。

 

3年前には東京オリンピックが開催されていました。サッカーの試合観戦のチケットが取れていたのですが、コロナ過で観客人数が制限され会場で観戦できなかった残念な気持ちを思い出しながらも、現在開催されているパリオリンピックの競技を見てしまい、少々寝不足な毎日です。

 

つい先日の土曜日には、用事で東京へ出かけたついでに、浅草からお台場海浜公園まで水上バスに乗りました。

一度は乗ってみたいと思っていた水上バスは、乗ってみたら想像以上に楽しかったので、今回の画像は水上バスから見た景色を載せています。

浅草の水上バスの乗り場からは、スカイツリーやアサヒビールの本社ビルと金色のオブジェが見えます。

隅田川から東京湾へ向かうまで何度も橋をくぐります。橋を下から眺めていると、その先には東京タワーも見えました。

 

東京湾に出るとレインボーブリッジが見え、海の上から眺めることができます。

お台場海浜公園に到着するころには、太陽も沈み刻々と変化する空の色を十分に楽しむことができました。

もう少し日が短くなれば、綺麗な夜景を楽しむこともできるでしょう。

遠出の旅行はなかなかできなくても、夏休み気分を少し味わえたような気がします。

弁護士ブログ/夏の暑さ

今年も昨年に続き、厳しい夏の暑さが続きます。昨日は佐野市で41度という記録的な温度が計測されたそうです。

 

日本の夏の暑さは兼好法師の昔から言われるところですが、昨今はさらに厳しくなっているように感じます。

私の実家は、一直線の廊下の南側に畳敷きの部屋が並んだ、農村らしい古い家の建物が残っています。それこそ風通し重んじ、夏を涼しく過ごそうという家で、前面はすべて窓、和室3室の建具はすべて取り外し可能で、家の周りに木立も多いことから私が小学生のころはエアコンもなしで過ごしていたものです。

 

しかしながら、最近は盆に実家に戻ると、やはり冷房なしで過ごすのはつらいものがあります。

こうも暑くなってくると、風通しだけで涼を取るのにも限度があるということでしょうか。

夏の電気代は厳しいものですが、体を壊してしまってはしようがありません。おとなしくエアコンの利便性に頼ったほうがよいのでしょう。

 

事務局ブログ/県南訪問(佐野市立吉澤記念美術館)

ごきげんよう、ジムカタです。関東地方は先週梅雨が明け、本格的な夏の到来で暑い日が続いていますね。暑さが苦手な私ですが、水分と塩分の補給のためにと、我が家に代々伝わる自家製の梅酢や梅干しを摂取して何とか乗り切っています。

水分と塩分と言えば、昔ながらのキュウリにお味噌をつけたものも、この令和の時代に再評価されているとのこと。先人の知恵には脱帽です。そして新鮮な野菜や果物が手に入りやすい、自然豊かな栃木県の暮らしやすさを改めて感じる夏の日々です。

過日、県南へ訪れる機会がありました。私の自宅がある宇都宮市から車で向かいましたが、同じ栃木県内と言えど段々と見える景色の様子が変わってくるものですね。ここでその地域性についての具体的な話は割愛しますが、今回訪れた美術館の所蔵品にもその特色が表れているのかもしれない、などと様々に想いを馳せることが好きな私です。

訪れたのは佐野市立吉澤記念美術館。こちらは近年人気の高い伊藤若冲の手による『菜蟲譜』を所蔵しているとのことで、かねてより訪れたいと思っていました(ただし『菜蟲譜』は一年に一度、期間限定で公開とのこと。今年は12月を予定しているそうです)。

私の今回のお目当ては、収蔵企画展『のんびり南画さんぽ-楽しく・やさしい近代南画めぐり-』でした(すでに終了)。渋すぎる南画(なんが、と読みます)というジャンルの作品たちをこのように親しみやすく展示したことで、私のような南画初心者も楽しく鑑賞できました。収蔵作品を活かすための企画力の大切さが非常に感じられた展覧会でした。

館内には、数は少ないもののオリジナルグッズ等も販売していて楽しめます。『菜蟲譜』展示の際には必ず再訪問しようと心に決めた1日でした。

(次回「県南訪問  足利編」へ続く、かも知れません。)

 

法律コラム/ー本部長は警察官の犯罪を隠蔽したのかー

1  鹿児島県警は、令和6年5月13日、女子トイレで盗撮したとして枕崎署地域課の巡査部長を逮捕した。一方、同月31日、鹿児島県警の前生活安全部長が内部文書を第三者に漏らしたとして、国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで逮捕された。前生安部長が福岡のネットメディアに前記巡査部長の容疑を含む内部文書を漏らしたことが守秘義務違反だというのである。

2  これに対し、逮捕された前生安部長は勾留理由開示手続きにおいて、県警トップに位置する現県警本部長に指揮を求めたところ、本部長は『最後のチャンスをやろう』『泳がせよう』と言って前記巡査部長の犯罪行為を隠蔽したと陳述したのである。

3  1の問題点は、前生安部長のメディアへの通報(文書送付)が内部通報として免責(犯罪とはならないこと)されるのかどうかということである。警察という組織の中で上司に改善を求めても聞き入れてもらえる可能性が乏しいということであれば、第三者に通報する方法で組織の改善を求めてよいとする公益通報保護法という法律がある。

ただし、新聞報道によれば、国家公務員法違反について、起訴されたということなので、今後、公益通報の成否が争われることになろう。

4  2の問題点は、犯罪を犯したのに犯人が組織の一員である巡査部長であるからといって手心を加えたり、世間に隠していいのかという問題である。

5  いずれも、まだ事実が判明しているわけではないが、二つ指摘したい。一つは、性犯罪者の更生は極めて困難であるというのは、世間の認めるところではないのか(だから、日本版DBS法もできたのでは)。二つ目に、通報(密告?)を裏付けるためにメディアに捜索差押をするという行為は、報道の自由の侵害ではないか、裁判官は、捜索差押令状発布に当たり、この点どう考えていたのか、不可解な事件である。

 

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