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事務局ブログ/ 那珂川町馬頭広重美術館にて

ごきげんよう、ジムカタです。今年は暖かい日が続いておりましたが流石に十二月ともなりますと、日に日に寒さが厳しくなってまいりました。世間ではインフルエンザ等の感染症も流行っているようですから、健康維持を心掛けたいですね。

 

さて先日、何年振りかで那珂川町馬頭広重美術館へ行ってまいりました。こちらの建物は隈研吾氏の設計ということで開館当初から評判を呼びましたが、時を経てまた良い味わいが出てきたようです。

広重美術館と言えば江戸期浮世絵の展示ですが、今回の企画展『新版画という創造』は、明治大正時代の「新版画」作品の魅力を鑑賞できる内容です。

 

私にとって馬頭広重美術館は、栃木県内に居ながら東京での大学時代が思い出される貴重な場所です。と言うのも、この馬頭広重美術館が建てられるにあたり作品鑑定等をなさった先生が長年教鞭を取っておられた東京:目白の大学で、私は先生の日本美術史ゼミ生であったのです。開館のお披露目時に東京から足を運んだことも思い出されます。

学ぶための人や環境に恵まれた学生時代。今思えば何とも贅沢な時間であったと分かりますが、当時はその有り難さに気付くことが出来ず、折角の機会を活かすことも余り出来なかったように思います。いい大人になった今でも、美術鑑賞をするたび心は学生時代に戻る気がするのですが、今回また馬頭広重美術館を訪れ、目白で学んだ(と言えるかどうか分かりませんが)あの頃のことが懐かしく思い出されると共に、一期一会の出会いの大切さを改めて思い起こしました。

弁護士ブログ/ー深刻な空き家問題ー

日本の居住者世帯数は、少し古いが、平成20年の統計で人の住む居住世帯約5000万世帯、非居住世帯約800世帯である。非居住世帯は人が住んでいない住宅ですが、そのうち空き家が大部分です。空き家のうち、半分以上はアパートなど賃貸用の住宅でその他の住宅の大部分は個人所有住宅です。そして、この個人所有住宅空き家が高い伸び率を示しているのです。

また、単身者世帯の伸び率も著しく、世帯数に占める単身者世帯の割合が3割を超えており、しかも高齢者世帯の伸びが激しく、25年で4倍以上の伸びです。

 

日本の高度成長を支えてきたお父さんたち、やっと手に入れた念願のマイホーム、生まれた子供が受験を乗り越え成長、やがて就職し家を出て行きます。それまで手狭だった我が家も何故か広くなり、せっかく用意した子供部屋も使われなくなります。そして、お父さんたちの定年。夫婦二人だけの空き部屋の多い生活になります。

お父さんたちが高齢者施設に入り、あるいは亡くなれば、やがて自宅は空き家になります。親の遺産を相続した子供たちも一旦都会やよその土地に出て家族を持ってしまえば一部の例外を除いて実家に戻りたいとは思いません。放置された空き家は売ろうにも需要がなく手放せなくなります。それでも住宅メーカーは住宅やアパート、マンションを建て続けますから、空き家の増加に拍車をかけます。そのうち、空き家には近隣から苦情が出て取り壊しを余儀なくされるかもしれません。

 

このように構造的に生じる空き家問題の最終的解決は行政がやるしかないのでしょうが、個人個人が「そのうち」などと問題を先送りせず、機会を捉えて親子でよく話し合い、少しでもマシな人生が送れるようするしかないと思う今日このごろです。

事務局ブログ/紅葉

今朝(21日)は冷え込みが強まり、今シーズン一番寒くなった所もあったようですね。

宇都宮でも初氷が観測されたとのことですが、平年より7日遅く、昨年よりも4日遅いとか。

 

 

気が付けば11月下旬。

今年はあまり秋を感じられないまま冬が来てしまったような気がします。

 

先週の日曜日、まだ近場なら間に合うかもしれないと鹿沼にある運動公園を散歩しました。

 

紅葉が赤く染まり、銀杏並木の黄色が青空と重なってとても奇麗でした。

自然の色は素晴らしい。

弁護士ブログ/大学時代の思い出の味

大学時代は、八王子の中央大学に通っていましたが、よく食事に通っていた店があります。

立川駅の「陳健一麻婆豆腐店」という店です。

ここで初めて四川風麻婆豆腐を食べたのですが、ぴりりとした辛さと、絶妙な旨味に衝撃を受けて何度も通い、自宅でも四川風の麻婆豆腐を作れないかチャレンジしていました。

 

栃木に帰ってからはさすがに距離の壁があり、食べに行くことも難しかったのですが、最近、たまたま東京に行く機会があり、久々に木場店で食べることができました。

自作の麻婆豆腐もなかなか上手くなったと思っていたのですが、久々にプロの味を食べるとやはり絶品、いろいろとコツを調べても真似できないものです。

 

ところで、店に名を冠する陳健一氏が亡くなったというニュースを春ころに見かけました。当たり前の話かもしれませんが、ご本人が亡くなっても、店で提供される料理は相変わらず美味しく、お客さんの舌を楽しませています。

亡くなった後も人に良い影響を与え続けるというのも、またすごいものです。

 

事務局ブログ/法律相談会を開催しました。

ごきげんよう、ジムカタです。早や11月だというのに、まだまだ気温が高い今年の秋。みなさま如何お過ごしでしょうか。

さて先週のことですが、大田原市内の公共施設にて、当事務所主催:出張無料法律相談会を初開催しました。県庁所在地である宇都宮市外にお住まいの方々にも、もっと気軽に弁護士へアクセスして頂きたいということ、また当事務所弁護士である尾畑慧弁護士の地元ということもあり、今回大田原市での無料相談会を開催することになったものです。

大変ありがたいことに、告知媒体をご覧になった方々から沢山のお申込み・お問合せを頂きました。相談会当日は気持ちの良い秋晴れで、ご参加頂いた方々には法律相談を通して今後のことを考える良い機会として頂ければ、という思いで私も対応いたしました。

今後も大田原市での相談会は開催する予定でおりますので、是非お気軽にお問合せください。一人でも多くの方に、弁護士をより身近に感じて頂けますと幸いです。

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