ごきげんようジムカタです。
今回は以前このブログでも書いた坐禅体験をその後も続けている、私のことについて書こうと思います。
その前に。
この事務所ブログも今月で何と5年目に突入!年々じわじわですが、読んで下さる方も増えている様子。今後も楽しみながら(時に生みの苦しみを味わいながら)続けていく所存です。引き続きよろしくお願いいたします。
さて坐禅の話に戻りまして。
4か月ほど前から月に数回、坐禅道場へお邪魔している私。特に信心深い仏教徒ということではないため何やら面映ゆくもありますが、その間にあった出来事等について、つらつらと書き連ねてまいります。
静かな空間で我が身一つ坐禅をしていると、否が応でもその一時は自分の心身と向き合わざるを得ません。そんな時間を過ごすようになってからは、良い意味で、自分の心身への関心が高まりました。もしかすると、慌ただしく過ぎていく日常において周囲のことや人を優先しすぎ、自分への関心が薄らいでいたかもしれません。
坐禅を行うこととは直接関係ありませんが、禅語への関心がより高まった、ということもあります。
坐禅終了後のご住職のお話の中で出てくる禅語、その禅語について後ほど意味を調べては、自分なりに咀嚼するという時間も好きです。禅僧独特の雰囲気で語るご住職のお話は興味深く、時に笑いを堪えなければいけないほど面白く、私が道場へ通う楽しみのひとつとなっています。
ちなみにお話の中で聞いた私が好きな禅語は、「自灯明」。シンプルに「自らを灯火とし、頼りとして生きる」という意味に捉えています。
自宅等で一人行う坐禅も良いですが、道場というある種日常と切り離された空間で、ただ一時のご縁の方々と共にお線香の良い香りに包まれながら行う坐禅は、今の私にとって欠かせないものとなっています。