立春を過ぎたとはいえ、まだ寒さの厳しい毎日が続いていますね。
この冬一番強い寒気の影響で、気温が平年よりかなり低くなるとのこと。体調の管理にも気を付けて過ごしたいです。
先月の25日に東武鉄道のSL大樹が「SL大樹小江戸とちぎ」として、栃木駅から下今市駅に向けて初めて特別運行されました。普段走らない区間にSLがやってくるということで、普段人通りの少ない沿線にはたくさんの地域住民の方が集まっていました。私も夫と見に行きました。
遠くから汽笛が聞こえてくると、近くにいた方が「汽笛を聴くだけでわくわくするよね。」と話しておりました。
長男が3歳のころ、真岡鉄道のSLに乗せたことがありました。SLが到着すると興奮して喜んでいたものの、乗った瞬間に降りたいと言い出しました。動き出したらもう次の駅まで下りられません。焦りましたし、親としては喜んでもらえると思っていたので非常に残念な思いを味わいました。
息子はSLが見えなくなってしまったことに腹を立てていたようです。見るだけで良かったとは…。
しかし家に帰ってからはずっとSLの真似をして「シュッ、シュッ、ポッポ、シュッ、シュッ、ポッポ、ポー」と言いながら部屋の中をぐるぐると走っていて、そんな様子が可愛らしかったなぁと時々思い出すものです。
当然今では、SLを見に行こうと誘ってもあっさりと断られてしまいますが。
今回のブログに載せようと、田舎の風景の中を走るSLを撮ろうと意気込んで出かけたのですが、走っているSLをうまく撮ることができず、吸水のために停車した新鹿沼駅で撮影した画像を載せることにしました。
息子たちの自転車を借りて出かけていたので、SLを追いかけながら川沿いの道を自転車でこぎ、久しぶりに自転車に乗る楽しみも味わえた休日でした。
昔の思い出を振り返るひとときが心を温めてくれることもありますね。