6月29日午後2時から4時頃まで、第1回企業のリスク管理法律講座として、宇都宮市文化会館にて「契約書作成の意味と重要性」と題する研修会を行った。
参加者は顧問先の企業、そうでない企業、業種は、税務関係、各種製造業関係者、不動産関係、保険関係等他種多様であった。
契約書の意味、なぜ契約書が必要なのか、契約書をチェックする際の注意点はどこかなどの話に真剣に耳を傾けていただいた。
質疑応答を含め90分程度の研修であったが、コロナパンデミック以来3年ぶりの対面研修であることも手伝って、聴取者の生の熱気を感じることができたことに感激した次第である。
事業承継の場合に、新旧契約書の整合性をチェックすることの必要があるのでは、契約書につきものの印紙税の話はないのか、契約書を公正証書にすることの意味はなどといった具体的な、時には厳しいご質問をいただき、こちらも勉強になった。その他、聴取者自身の会社に関係する問題について、ほぼ参加者全員からさまざまなご質問をいただき、充実した時間を過ごさせていただいた。ただ、意外に当事務所のブログは読まれていないことに気付かされ、周知する努力の必要性も痛感した。
今後とも、聴取者に喜んでいただける研修を心がけたいと思っている。