ここ数年,夕食を自分で作ることが増えています。
コロナの影響で帰りがけに空いている店が無い時期があったり,人間ドックで外食を減らすように言われたり,理由は諸々と・・・・・・。
なんだかんだと,大学生の時分から一人暮らしをしている身。とりあえず腹に入るものを作る程度なら不自由はありませんでしたが,同じものばかりでも面白みがないので,語学の勉強を兼ねて英語のレシピ本を買ってみました。
主に和食や中華料理を作ることが多かったので,色々試しているうちにスパイスやハーブの味が分かってきたり,オーブンを使う料理が多く使い方に慣れてきたりと,色々と収穫がありました。
しかし,他文化交流として殊に興味深かったのは,不意に出てくるローマ字の材料名。
Sakeくらいは予想の範疇でしたが,計量カップ1杯分のtonkatsuという表現に驚愕し――もちろん液体のとんかつではなくとんかつソースのこと――リゾットのレシピにFurikakeが顔を出し。
調べてみるとふりかけは海外進出した結果,白米のみならずパスタやポテト,サラダなどにもふりかけられているとのこと。
日本で作られたものが他の文化の人の手に渡り,新たな活躍の場を得ていくのは,まさに他文化交流の醍醐味,アイデアの交換と言えましょう。